今支那大陸では反日・抗日が燃え盛っており、人民こぞって「日本を排除せよ!」と息巻いている。しかしその一方で、中国共産党の幹部階層では、資産や子弟の海外脱出に余念 ­が無く、誰よりも彼ら自身が中国に将来がないことを悟っているのである。しかもこれは共産中国に限った現象ではなく、いわば支那人の特性とも言うべきものであり、既に70 ­年前にあるアメリカ人外交官が喝破した通りなのである。それでも日中関係を憂慮する日本のジャーナリズムと、せめて次期中国大使に望む資質について、一言申し上げておきま ­す。