お人好しの日本とは違って、世界はキナ臭い謀略が常に行われている。EUではドイツの国富を巡って外交戦が繰り広げられ、中国も尖閣問題で謀略を展開していると見るのが常 ­識である。しかし、その尖閣に関して石原幹事長が見せた認識とは、およそ国政に携わる政治家とは思えないようなレベルであることが露見してしまい、それでもなお、自民党総 ­裁選の有力候補で在り続けるというのだから、日本の先行きを危惧せずにはいられない。決して考えすぎではない、我々の周りにもあるキナ臭い世界について指摘しておきます。