尖閣諸島沖での中国船衝突事件(平成22年9月7日)から間もなく2年を迎えるが、果たして日本は、領土防衛への真の取り組みが行われていると言えるのか? 8月に魚釣島に上陸した香港の反日活動家をも"釈放"した日本とは大きく異なる小国・パラオの毅然とした対応や、韓国が竹島への日本人上陸に際して想定している対応の内容 ­、李承晩ラインによって日本人漁師らが負った死傷を含む被害などをあまりにも日本人自身が知らない現実などを踏まえながら、考察していきます。