東京都が調査のため国に求めていた尖閣諸島への上陸許可ですが、野田政権はこれを却下しました。これは中国に無用の配慮を示したことになり、結局は尖閣問題で中国に付け入 ­る隙を与えることになるでしょう。先の「香港活動家不法上陸」での対応と合わせ、領土防衛という至高の使命と、ご近所つき合いの優先順位を取り違えた野田政権の外交感覚に ­ついて論評していきます。