日本中が祖先と英霊のために静かな時間を過ごしていた15日、香港からやって来た「保釣行動連盟」の活動家等が、海上保安庁の警備を強行突破して魚釣島に不法上陸した。も ­ちろん船は拿捕され、全員その場で逮捕されることになったが、国民としては、国境離島の警備体制に不安を抱かずにはおれないだろう。ただし、拘束した活動家等を厳正に処罰 ­すれば、それはそれで司法権の行使として実効支配強化をアピールする事も可能であるが、果たして国民を裏切った前科のある民主党政権にそれが出来るのだろうか?また、大手 ­新聞各紙も「強制送還」が既定路線であるかのように報道しており、この点も十分な注意を要する。禍を転じて福となすか、それとも2年前の漁船衝突事件の轍を踏むことになる ­のか?野田政権の対応が注目されるニュースについてお伝えします。