南太平洋の一大拠点たるラバウル(パプアニューギニア)における航空戦や、本土防空戦など、大東亜戦争開戦時より、名機を駆って数々の航空戦で活躍し、名を馳せた本田稔海 ­軍少尉に、当時の様子や御経験について、改めてお話を伺います。最終回となる今回は、広島上空で原爆が炸裂した瞬間に居合わせて目にされた光景や、皇統護持作戦との関わり ­、空自での訓練中に二人の米国人教官が見せた対照的な反応、退官後のテストパイロット時代にも支えとなった恩師に叩き込まれた操縦の基本と、本領を試されるかのような仕事 ­のエピソード、そして、世界の空で感銘を受けられたという「日本人の誇り」など、飛ぶために生まれてきた稀代の飛行機乗りが語る逸話の数々を お送りします!