民主党政権下で、どうしようもない素人が続いていた防衛大臣。その結果ほころびた日米安保を繕うため、現職の森本大臣はなかなか苦労しているようである。その第一歩として ­処理しなければならないのがオスプレイ配備問題である。そのオスプレイ配備と共に、地政学的背景から要望される「対中共同対処」方針、中共と懇ろな馬英九総統が代弁してき ­た「尖閣棚上げ論」や、その隙に南シナ海方面に注力したい中共の見え透いた外交戦略などについて解説していきます。