震災後、全国に広まった「絆」と言う言葉。しかし、発災から1年半を迎えようとする今、その言葉には虚しさすら感じる。政治家は決断を回避し、東京はエゴイズム剥き出しの ­反原発デモに翻弄されており、結局東北に心を寄せる日本人はそう多くないと感じざるを得ないのである。忍耐強い東北の人達ですら、今の日本の政治に絶望しつつあるのである ­。今回は、東北の被災地と、小沢一郎氏の地元・奥州市水沢区を取材してきた山村明義氏をお迎えして、震災復興の現状と、東北の人達が身を以て知った民主党の正体、小沢王国 ­の今と、それに関わる政局の動きなどを解説していただきます。