今週、民主党と袂を分かった小沢一郎元代表が、いよいよ新党を立ち上げる。これによって民主党・野田政権は益々国会運営に窮する事になり、その余命は幾ばくもない事になろ う。しかし、我々保守陣営は「民主党政権崩壊」に喜んでいる場合ではないのである。複雑怪奇な政治世界では、革新左翼政権の後は保守政権とは単純に言えないのが現実である 。今回は、永田町事情にお詳しい政治アナリストの片桐勇治氏と水島の解説を交えながら、想像以上に強固な「戦後体制」と、それによって埋没する保守政治家、融けて無くなり つつある日本の「国家主権」の危機的状況などについて、視聴者の皆様に注意を喚起しておきます。