自衛隊退官後、農業などに携わりながら、「食」の安全保障にも深い関心を寄せておられる新井俊哉氏をお迎えし、前回(平成24年2月21日)御出演時にも言及いただいた種 ­苗をめぐる国内外の実状から、どのような危機的状況が見えてくるのか、種苗市場で大きなシェアを持つモンサントと住友化学との提携の背景や、それと符合するかのようなTP ­P参加に向けた動き、そのTPPが"突破口"となって日本も無関係ではいられなくであろう米国「食品安全近代化法」が孕んでいる危険性などについて、お話を伺います。