債務危機に揺れる欧州情勢を反映して、ユーロは対円で96円前半の値を付け、11年振りの安値水準となった。また、本日より円と人民元の直接取引が開始され、為替相場の動 ­きに新たな要素が加わった。めまぐるしく変動する国際為替市場についてお伝えすると共に、その激変の局面にあってさえ、不動の姿勢を保つ日銀について批判しておきます。