福島第一原子力発電所の事故当時、官房長官として事故対応の中心的役割を担ってきた枝野幸男経済産業大臣は、27日の国会での参考人聴取の場で、事故当時の避難指示や専門 ­家との協議内容について「記憶がない」などと繰り返し、事故の真相究明に全く非協力的な姿勢を示した。枝葉末節のことならともかく、核心部分についての記憶がないなど考え ­られず、明らかに自己保身を優先させた醜い答弁である。こんな政治家を国政に参与しているという、恐るべき現実について論評していきます。