ジャーナリストの山際澄夫氏をお迎えし、一昨年9月の尖閣沖衝突事件における中国船船長の不起訴処分を受け、御自身も名前を連ねて不服申し立てをなさった検察審査会にて「 ­起訴相当」と議決され、強制起訴に至ったものの、起訴状未送達のためにこの度、公訴棄却となってしまった経緯を御説明いただきながら、二度に亘る「起訴相当」議決で決然と ­示された「けじめ」を求める民意の意義と、それに相反して、中国に対する働き掛けを一切行おうとしない政府の体たらくについて、お話を伺います。