金日成生誕100周年を前に、援助物資の確保のため核や弾道ミサイル分野での査察受け入れを表明した北朝鮮であったが、一転して来月に「衛星打ち上げ」を行う事を発表した ­。「平和利用」や「自主権」を持ち出し、あくまで弾道ミサイルとは別であるとの詭弁を弄しているようであるが、これは事実上の大陸間弾道弾試験であり、明らかに先の米朝合 ­意に違反する行為となる。打ち上げで弾道ミサイルビジネスのテコ入れを狙っているのか、それともさらなるアメリカからの援助積み増しを狙っているのか?中国も表面上は「憂 ­慮」を表明しているが、自らも侵略行為に邁進しており、北朝鮮の暴走はある意味手頃な煙幕となる可能性もある。恥も外聞もない、北朝鮮の瀬戸際外交についてお伝えします。