震災1年を機に、発災以後の政府対応の検証が明らかにされている。この中で、いわば政治主導で10万人体制を敷いた自衛隊の災害派遣につき、安全保障感覚が欠落していたの ­ではないかということが報じられている。かねてより現場の自衛官との意志疎通が問題視されてきた民主党政権の対応について論評すると共に、国民が見た自衛隊への印象につい ­てお伝えします。