平成11年に発生した「光市母子殺害事件」。犯人は当時18歳の少年であったこともあり、死刑適用の是非を巡って判決確定まで1 ­3年もの月日を要したが、20日に死刑が確定した。弁護団の弁護方針を巡っても社会が憤激した事件であったが、従来の「加害者の ­人権」に片よりがちだった司法判断が変わりつつあることを示した裁判でもあった。裁判員制度で司法がより身近になりつつある現在 ­、大きな判断が示されたニュースについてお伝えします。