国家としての体を成してからようやく100年が経とうとしている中国に対し、いかに多くの日本人が目を眩まされたまま幻想から脱 ­しきれずにいるのか、日本人からの評価が何故か高い孫文の実像や、地図上の変遷から見る清朝や中華民国の実相、満洲をめぐる日露 ­の攻防などについて、それぞれの真相を日本人が読み解くためのポイントも押さえていただきながら、東洋史家の宮脇淳子氏に お話しいただきます。