先の宜野湾市長選に絡み、防衛省の出先機関「沖縄防衛局」の真部局長が投票行為に介入したとして更迭される見込みとなっている。 しかし真部局長の発言には特定候補への言及はなく、「大事な選挙は投票に行け」と社会常識としての範囲に留まっている。一方で、 宜野湾市の職労は、書面で「政治闘争」と銘打ち、明確に伊波洋一市長の名前を挙げて選挙応援を呼び掛けており、明らかに公職選挙 法に触れる行為である。公務員として「李下に冠を正さず」と言うことであれば、真部局長には戒告などがあり得るとも思えるが、こ れが更迭に値するというなら、宜野湾市職労はどれほどの処分に値するのか?恐らく氷山の一角に過ぎない「自治労」の選挙運動につ いて考えてみます。