ダレス国務長官以来、57年振りにアメリカの国務長官としてミャンマー(ビルマ)を訪れたヒラリー・クリントン女史は、ミャンマ ­ー民主化の象徴スーチー女史と抱擁を交わした。アメリカがアジア各国に積極攻勢をかけている現状を分析しながら、日本がアジアに ­対して不作為でありすぎた過去の外交失策について反省するとともに、対米追従から脱却した独自外交展開の必要性について申し上げ ­ます。