野田政権は、エネルギーのリクス分散として韓国に石油備蓄基地を作る構想を発表し、そのボーダーレスかつ脳天気な志向に国民は驚 ­きを禁じ得なかった。隣国との紛争が絶対にあり得ないとの前提が必要となるが、これは竹島や歴史問題などで全面降伏するというメ ­ッセージなのであろうか。その韓国は、日本海側に新たな原発の建設を推進すると言うことであり、米中は太陽光発電設備のダンピン ­グ判定を巡って対立するなど、世界では原発と新エネルギーを巡る政策は、両面作戦で推進されているようである。その他、アメリカ ­の影響力低下が必至となる「中南米共同体」発足のニュースや、台湾総統選挙に関する消息など、国際関係ニュースについて論評して ­いきます。