発足から1年が経過し、小泉内閣以降では最長政権となった菅内閣。しかし、先日の内閣不信任案否決以降、自らの信義の無さによって党内からも退陣を迫られる事態に陥り、日 ­本は早晩「最悪の首相」から解放されようとしている。しかし、菅首相一人のみ、一日でも永く権力の座に留まろうと引き延ばしを図り、最後の最後まで醜態を晒そうとしている ­。この1年間の菅首相の言動を振り返りながら、その「罪」と日本が「失ってしまったもの」を検証していきます。