電池事業を売却した。ソニーは、グループの電池事業を村田製作所グループに譲渡する「意向確認書」を締結したと発表した。10月をめどに確定契約を結び、2017年3月末の売却を目指す。100%子会社「ソニーエナジー・デバイス」が手掛けている電池事業などが対象で、ソニーブランドで展開しているUSBポータブル電源や、アルカリ乾電池、ボタン・コイン電池などの一般消費者向け販売事業は、続けるという。ソニーは、1991年に「リチウムイオン二次電池」を、世界に先駆けて商品化していた。