高松国際ホテルでは、ホテル内の空調設備はすべて空冷ヒートポンプエアコンを使用しています。中でも、宴会棟は25年以上前の空調器の為、短時間に大電力を使用、また、施設全体の電力ピーク時間帯とも重なり、デマンド電力値に大きな影響を与える構造となっていました。
平成23年8月におけるデマンド電力は974kWと非常に大きく、電気料金の45%が基本料金という構成でした。この基本料金の削減が急務と判断し、マイクロコージェネレーションシステムの導入、空調設備の改修及び運用の改善に着手する事となりました。
宴会棟空調更新については、設備会社数社より提案を受け検討を行いました。最終的には、躯体の断熱改修も含め、国土交通省「建築物省エネ改修推進事業」に応募し1/3補助金を受け、設備改修を行い、EHPエアコン5台、GHPエアコン2台を更新しました。また、デマンドコントローラーも導入し、平成25年・26年と実績調査、運用方法の見直しを重ね、概ね良好な運転体制を構築することができました。
電気エネルギー主体の施設であるため、電力ピークカットは最大の課題となっておりました。そこで、ガス会社さんの協力を得て、経済産業省「ガスコージェネレーション推進事業」に応募、1/3の補助金を受け、コージェネレーションシステムを導入しました。
導入後はガス使用量、発電量、熱供給量を随時把握し、一年目は試行錯誤でしたが、二年目以降はデータ分析を基に発停制御を実施、空調負荷の少ない時間帯は停止するなど、効率的な運転管理を実現しております
平成23年度と比べると、電気使用量で28万6千kWh、施設全体の年間総エネルギー使用量は原油換算で58kℓの削減となりました。課題であったデマンド値は、平成23年8月の974kWから630kWまで削減することができ、金額にすると、コジェネ運転によるガス料金を相殺しても、年間約310万円削減することができました。
【CafeSta】月曜カフェスタトーク ゲスト:生田よしかつさん 司会:平将明衆議院議員、大澤咲希さん(2016.3.7)
平将明衆議院議員による、「月曜カフェスタトーク☆"シーズン9"」
今回も、党本部1階の自民党スタジオから生中継!
ゲストは(準?)レギュラーの生田よしかつさん、アシスタントは大澤咲希さんでお送りします。
ぜひご覧ください。
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