赤池 まさあき議員さんの近況をシェアしました。

老朽火力発電4分の1 トラブル急増

 平成26年6月6日の共同通信電によると、原発を持たない沖縄電力を除く電力9社の火力発電256基(長期停止中は除く)のうち、運転開始から40年以上経過した「老朽火力」が67基と4分の1を超えたといいます。東日本大震災後の酷使により老朽火力では突発的な停止が急増し、震災前の平成22年度は101件だったが平成25年度は169件もあったといいます。これは、夏場の供給不安、最悪大規模停電となります。東日本大震災の悪夢がよみがえります。

 以上のことは、当初から予想されていたことです。4割の24時間稼働のベース電源である原発が停止している以上、当然です。原発がなくても、実際に日本は困っていない、大丈夫だと吹聴している元首相らがいます。この現実を見ていません。

 原子力規制委員会は、後出すジャンケンするような規制のあり方を見直して、速やかに的確な安全審査を行い、安全審査を通過した原発から再稼働を順次認めるべきです。原発は、大企業のための電力ではなく、電力会社を選択することができない、庶民や中小企業のためのものです。電力の値上げは、庶民の生活や中小企業の経営を圧迫します。経営悪化や倒産は失業となり、それはそのまま自殺数の増大となって表れます。

 代替電源のない脱原発の主張は、庶民殺し、中小企業いじめに繋がるということに、気が付いてほしいものです。