国会の議論を活発化させるため、これまでの慣例やルールを見直す国会改革について、与野党各党が改革案をまとめました。
自民・公明両党は、総理大臣の委員会出席を予算委員会に限ることで国会出席を減らすことや、担当大臣が外国出張する際は副大臣による答弁を認めることなどを提案しました。一方、野党は、民主党が、一年中、国会を開く「通年国会」にする案を、日本維新の会は、与党と同様に総理や閣僚の委員会出席を減らす案を示しました。みんなの党は、国会議員の定数を約4割削減する案を提案しました。共産党や社民党は、質疑時間を増やすなど、少数政党への配慮を求めています。今後は、自民党が各党の論点を検討したうえで、来週改めて協議する予定です。