神聖で荘厳な姿の富士山は、独特の性質を持つ富士山信仰を育み、海外の芸術家にも影響­を与えた浮世絵などの多くの芸術作品に取り上げられてきました。
 この「信仰の対象」「芸術の源泉」である富士山は、日本と日本文化を象徴する「名山」­として世界的な地位を確立してきました。
 平成17年から、山梨・静岡両県及び関係市町村は、私たち日本人にとってかけがえのな­い宝物である富士山を、人類共通の財産として未来に引き継いでいくため、富士山の世界­文化遺産登録を推進。その結果、平成25年6月に開催された世界遺産委員会において世­界遺産として登録されました。
 この機会に、多くの県民が訪れるイベント等で、富士山の世界遺産登録の過程などの映像­を放映し、広く県民に紹介します。