海洋進出を国家目標に据えている中国は、南太平洋の島嶼国に対し、チャイナマネーをちらつかせた経済浸透を図り、徐々に地域の安全保障に食い込もうとしている。、また南シナ海問題では、ASEAN諸国に形ばかりの「対話路線」を示して時間稼ぎをし、その間にウイグルやチベットでの弾圧強化に乗り出している。しかし東側に関しては、「反日」のスローガンを掲げるだけで韓国が勝手に共同戦線を構築してくれるので、中共にとっても大いに手間が省けたことであろう。飽くなき覇権志向の中国と、それに対抗する国々、信念も理念もなく、独裁国家に事大しようとする韓国の目の蒙さについて論評していきます。
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