安倍晋三首相は1日午前(日本時間同日夕)、ジッダ市内のホテルで記者団に対し、憲法改正に関し「(夏の参院選を経て)3分の2を形成していくよう努力していく」として、改憲が可能な勢力の結集に意欲を示した。中韓両国など近隣諸国の声が改憲論議に与える影響については「ない。わが国の憲法だから、いちいち説明していく課題ではない」と述べた。

 参院選後の憲法改正の進め方に関しては「まず(改憲手続きを定めた)国民投票法についての宿題をやる。その後に(改憲発議要件を定めた)96条から始めたい」と説明。投票年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法の改正など、関連法の整備を行った上で、96条の改正に取り組む考えを示した。

 連立を組む公明党内で96条の先行改正への異論が根強いことには「まだ国民的理解が得られているという段階ではない。慎重な意見も多数あるのは承知しているし、公明党の立場もよく理解している」と指摘。「その中でわれわれも誠意を持って議論を進めていきたい」と語り、同党の理解を得られるよう努力する考えを示した。

 また、記者団が衆参同日選の可能性について質問したが、首相は「適切な時期を捉えて適切な時に(衆院を)解散したい」と述べるにとどめた。





そうですね、またマスコミ記者の低俗な質問です( ̄_ ̄ i)。