自民党の石破茂幹事長は8日、国会内で国民新党の自見庄三郎代表(参院比例代表)と会い、自見氏が求めていた自民党復党と国民新党の吸収合併を拒否することを正式に伝えた。国民新党の支持基盤だった全国郵便局長会(全特)は7月の参院選で柘植芳文前会長を組織内候補として自民党から擁立する方針で、改選を迎える自見氏が出馬できるかどうかは微妙な情勢だ。
石破氏は自見氏に「わが党として(合併は)受けられない。復党も極めて難しい」と伝えた。昨年4月の改正郵政民営化法の成立後も国民新党が民主党政権の与党にとどまったことや、昨年10月の衆院鹿児島3区補選で自民党と激しく争ったことなどを理由に挙げた。
自見氏は会談後、記者団に「石破幹事長からご容赦いただけなかった。残念だ」と語った。国民新党の解党時期や参院選対応については「(郵便制度の父と呼ばれる)前島密先生のお墓に参り、関係者としっかり相談したい」と繰り返すだけで明言しなかった。
まぁ、そうでしょうなぁ( ̄ー ̄)。