日銀の白川総裁と麻生財務大臣、それに甘利経済再生担当大臣が政府と日銀の間で結ぶデフレ脱却に向けた共同文書の内容をめぐり、18日午前、会談を行うことが分かりました。 政府関係者によりますと、三者は18日午前、都内のホテルで、デフレ脱却に向けた共同文書の内容をめぐり協議を行うということです。 安倍総理は日銀に対し、2%の物価目標の明記や大胆な金融緩和を求めていて、麻生、甘利両大臣は白川総裁に対し、改めてこれらを要請する見通しです。一方、白川総裁は政府に対し、規制緩和による成長戦略などを進めるよう求めるとみられます。 日銀は、この会談の結果を踏まえて、来週21日と22日に開く金融政策決定会合で政府との共同文書の締結を最終判断する考えです。(18日00:28)