外国人献金や暴力団との交際が発覚した田中慶秋法相は23日午前、野田佳彦首相に辞表を提出し、受理された。民主党幹部が明らかにした。田中氏は辞任の理由について、取材に対し「体調不良」と述べるとともに、「国民には迷惑をかけられない」と強調した。
 田中氏は22日夜、藤村修官房長官に電話で辞意を伝えた。23日午前の定例閣議には出席しない意向だ。野田内閣の閣僚の辞任は、2011年9月の鉢呂吉雄経済産業相以来2人目。10月1日の内閣改造から1カ月もたたない中の閣僚辞任により、野党が首相の任命責任を追及するのは必至で、政権には手痛い打撃となる。
 田中氏は、18日の参院決算委員会を「公務」を理由に欠席し、野党からは「国会軽視」との批判が噴出した。19日の閣議を体調不良で欠席し、22日まで都内の病院に入院していた。田中氏は続投に意欲を示していたが、与野党で辞任論が強まり、首相も更迭に踏み切るとの見通しが出る中、自発的に辞任せざるを得ないと判断したとみられる。 





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