民主党の鈴木克昌幹事長代理は2日、党幹事長室所属の議員のうち、自身を含む21人の辞表を執行部側に提出したと記者団に明らかにした。小沢一郎元代表に近い議員らと見られるが氏名は公表していない。民主党では、すでに政務三役4人と政調副会長ら10人などが辞表を提出、2日には小沢グループの木内孝胤衆院議員も離党届を出した。執行部側は同日の政府・民主三役会議で辞表や離党届を受理せず慰留に努めることを確認したが、小沢グループ側は「まだ序盤戦だ」と挑発を強めている。

消費増税法案の閣議決定に反発しての辞表や離党届提出は、民主党内で約35人に拡大した。輿石東幹事長は2日の記者会見で「(職責を)全うしてもらいたい。党内一致結束に汗をかきたい」と語った。

 藤村修官房長官は会見で政務三役4人について「なんとか引き続き、との思いもある」と語ったが「時間をかけずに結論を出す必要がある」と述べ、3日に辞表を受理する可能性も示した。

 輿石氏は小沢元代表に配慮した党運営を心がけており、党の結束を重視。2日も、辞意を漏らした鈴木氏を「続けてほしい」と慰留し、鈴木氏が持参した21人分の辞表を「樽床伸二幹事長代行預かり」とあいまいに処理した。その後の党役員会では辞表問題は議題にならず、鈴木氏が普段通り司会をこなした。輿石氏は会見で「私は何ら(辞表を)受け取ってない」と語っており、決定的な亀裂を避けたい考えだ。藤村氏も黄川田徹副総務相を議員会館に訪ねて慰留した。

 ただ、小沢グループ側は「まだ何人か行動をともにしたい、という人がいる」(中堅)と混乱拡大を図る。造反による消費増税法案否決の可能性を示すことで、執行部に法案採決をためらわせる狙いがあると見られる。

 小沢元代表は2日、議員会館の自室で山岡賢次前国家公安委員長ら側近たちと会談。山岡氏が輿石氏のもとに赴き約20分会談する場面もあった。この間、鈴木氏は輿石氏と3回、元代表と2回面会。辞表の扱いを巡り、元々は親しい元代表と輿石氏が慎重に間合いを見極め合っている。




まぁ、一般人になると、身の安全が保障されていないよ(´0ノ`*)。
動画で、反省しているところを見せたほうが良いよ。