「富士山」推薦書原案が文化庁に提出されました
7月27日(水)、富士山の世界文化遺産登録をめざし作成を進めてきた「富士山」推薦書原案が、山梨・静岡両県から文化庁に提出され、富士山世界文化遺産登録の実現に向けて大きく前進しました。
構成資産(構成資産表参考)
推薦資産としては、富士山と、周辺の浅間神社や御師住宅、聖地・巡礼地である風穴・溶岩樹型・湖沼・涌水、芸術作品の視点場(又は舞台)となった地点25件から構成されます。本誌構成資産としては富士山域(吉田口登山道)(北口本宮富士浅間神社)、御師住宅(旧外川家住宅)、御師住宅(小佐野家住宅)、吉田胎内樹型です。
・富士山世界文化遺産構成一覧
1. 富士山域(遺跡)
1-1 山頂の信仰遺跡(遺跡)
1-2 大宮・村山口登山道【現富士宮登山道】(遺跡)
1-3 須山口登山道【現御殿場口登山道】(遺跡)
1-4 須走口登山道(遺跡)
1-5 吉田口登山道(遺跡)
1-6 北口本宮富士浅間神社(遺跡、記念工作物)
1-7 西湖(遺跡)
1-8 精進湖(遺跡)
1-9 本栖湖(遺跡)
2. 富士山本宮浅間神社(遺跡、記念工作物)
3. 山宮浅間神社(遺跡)
4. 村山浅間神社(遺跡)
5. 須山浅間神社(遺跡)
6. 富士浅間神社【須走浅間神社】(遺跡)
7. 河口浅間荏者(遺跡)
8. 富士御室浅間神社(遺跡、記念工作物)
9. 御師住宅(旧外川家住宅)
10.御師住宅(小佐野家住宅)
11.山中湖(遺跡)
12.河口湖(遺跡)
13~20. 忍野八海(出口池)ほか7ヵ所
21.船津胎内樹型(遺跡)
22.吉田胎内樹型(遺跡)
23.人穴富士講遺跡(遺跡)
24.白糸ノ滝(遺跡)
25.三保松原(遺跡)
*1.の富士山域は9件の構成要素からなりますが1つの資産と数えます。したがって構成資産は25件となります。青字の構成資産は、富士吉田市関連のものです。