自民党は28日午前、国会内で役員会を開き、菅直人首相が復興担当相新設に伴う人事で同党の浜田和幸参院議員を総務政務官に「一本釣り」したことを受け、菅政権と徹底対決していく方針を確認した。谷垣禎一総裁は「(首相は)切羽詰まって暴走を始めた。自民党の協力は一切要らないということだ」と強調した。
 同党の石原伸晃幹事長は役員会後の記者会見で「国会運営をどうするつもりなのか。今回の行為によって信頼関係はずたずたになった」と首相を批判。2011年度第2次補正予算案の審議には協力する考えを示したが、首相が退陣条件に挙げた再生可能エネルギー促進法案などを念頭に、国会対応に関しては「慎重審議になる」と語った。
 一方、民主党の安住淳国対委員長は同日午前、自民党の逢沢一郎国対委員長と国会内で会談し、再生可能エネルギー法案と原子力損害賠償支援機構法案の早期審議入りを求めたが、逢沢氏は難色を示した。

明らかに、暴走だ!( ・д・)/--=≡(((卍