時事通信社が大企業の2010年9月中間連結決算を6日集計したところ、新興国を中心に需要が増加、売上高は前年同期比11.2%増、経常利益は2.45倍の大幅増益となった。11年3月期(通期)業績予想は、為替相場で円高が進み1ドル=80円台まで上昇したにもかかわらず、足元業績の好調を受けて上方修正する企業が相次いだ。
東証1部上場の3月期決算企業(金融を除く)のうち、これまで9月中間業績を開示した742社を対象に集計した。会社数では全体の6割強を占める。経営統合や買収で前年同期と比較できない企業は除外し、米国会計基準など日本の会計基準を使わない場合は経常利益の代わりに税引き前利益を使用した。
企業の下期に対する見通しは慎重なものの、9月中間実績が予想を上回った企業が多く、通期の経常利益予想を上方修正した企業は279社と全体のほぼ4割に上った。輸出産業の間では下期の想定為替レートを従来の1ドル=90円前後から80~85円に修正する動きが相次いだが、売り上げ増加や経費節減が円高による利益の目減りを吸収する見込み。自動車ではトヨタ自動車やホンダ、電機ではソニーや日立製作所など大手企業の利益増額修正が目立った。
相次ぐ上方修正を受けて、通期の連結経常利益予想は前期比46.9%増となり、4~6月期決算を開示した8月中旬時点予想(38.8%増)から大幅に改善する。
ほぅ、景気が戻りつつあるのかな
東証1部上場の3月期決算企業(金融を除く)のうち、これまで9月中間業績を開示した742社を対象に集計した。会社数では全体の6割強を占める。経営統合や買収で前年同期と比較できない企業は除外し、米国会計基準など日本の会計基準を使わない場合は経常利益の代わりに税引き前利益を使用した。
企業の下期に対する見通しは慎重なものの、9月中間実績が予想を上回った企業が多く、通期の経常利益予想を上方修正した企業は279社と全体のほぼ4割に上った。輸出産業の間では下期の想定為替レートを従来の1ドル=90円前後から80~85円に修正する動きが相次いだが、売り上げ増加や経費節減が円高による利益の目減りを吸収する見込み。自動車ではトヨタ自動車やホンダ、電機ではソニーや日立製作所など大手企業の利益増額修正が目立った。
相次ぐ上方修正を受けて、通期の連結経常利益予想は前期比46.9%増となり、4~6月期決算を開示した8月中旬時点予想(38.8%増)から大幅に改善する。
ほぅ、景気が戻りつつあるのかな
