財務省は10日、6月末時点の国債と借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」(債務残高)が904兆772億円と、初めて900兆円を突破したと発表した。

 3月末と比べて21兆円増え、過去最悪を更新した。全体の7割近くを占める普通国債の残高が11兆円増加し、605兆7520億円に達したことが主因だ。国民1人当たり約710万円の借金を背負った計算となる。

 2010年度は、子ども手当や高校授業料の実質無償化など、昨夏の衆院選で掲げた政権公約を実行するため、44兆円の新規国債を発行する予定となっている。年度末には、普通国債の残高は637兆円まで増える見通しだ。

 「国の借金」は、国際通貨基金(IMF)の基準に従って四半期ごとに公表している。財政状況の悪化を示す指標として用いられている「国と地方を合わせた長期債務残高(10年度末の見通しは約862兆円)」とは、対象範囲が異なっている。

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たしかに、あんな政権に、国を任せると、税金を払うのが嫌になる(((゜д゜;)))。