菅直人首相は24日夜のNHK番組で、参院選の獲得目標議席について「現有議席が54議席なので、それを超えるのが目標」と改めて強調した。その上で、改選54議席を下回った場合の責任問題に関し「すぐにあきらめてしまうことは全く考えていない」と述べ、辞任する考えのないことを表明した。首相が、目標議席に届かなくても続投する意向を示したのは初めて。
 国民新党と合わせた与党で参院の過半数を維持できなかった場合の対応については、「やはり多くの政党、政治家と、どうすればしっかりした政策実現ができるか話し合うことが必要だ」と述べ、新たな政党間連携や政策ごとの「部分連合」を模索する姿勢を示した。 

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