仙谷由人国家戦略担当相は4日、滞在先のハノイ市内で同行記者団に対し、民主党の小沢一郎幹事長が自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で検察審査会から「起訴相当」とされたことについて、「参院選の(民主党の)候補者のことを十二分に考えていただけると思っている。候補者の生の声がそろそろ(小沢氏に)届いてくるのではないか」と述べた。

 鳩山内閣と民主党の支持率の低迷を背景に参院選への影響を考慮して、小沢氏が自発的に辞任すべきだとの考えを示したものとみられる。

 また、参院選の勝敗ラインについて「過半数に届かずとも、それに近い勝ち方をしなければならない」とも指摘した。

 仙谷氏と同様に小沢氏と距離を置く前原誠司国土交通相もハノイに滞在している。両氏は現地での「密会」を否定しているが、鳩山内閣が窮地に陥っている時期だけに憶測を呼んでいる。


選挙のことしか、頭に無いな(-"-;A。