鳩山由紀夫首相は10日、2002年から08年までの7年間分の資産報告書などの訂正を衆院事務局に届け出た。株式や有価証券の購入に関し「該当なし」などとしていたが、資産補充報告書と併せ、7年間で延べ26銘柄の株式保有について新たな記載や持ち株数の変更をした。
首相をめぐっては、資金管理団体の政治資金収支報告書の虚偽記載が明らかになっている。資産報告書などでもずさんな届け出をしていたことで、野党が首相の「政治とカネ」の問題で攻勢を強めるのは必至だ。
資産補充報告書は、過去1年の間に資産を増やした場合に届け出る。株式について最も訂正が多いケースでは、08年に東急不動産や東芝など6社の株式計10万8000株余りの取得の記載が漏れていた。有価証券では、07年に約7100万円分の購入を報告していなかった。
保有資産を報告する資産報告書では、03年衆院選時点で約7800万円の金銭信託と帝人株10万株などを、05年衆院選時点で株式1万4900株余りと約4200万円の有価証券の保有を、いずれも記載していなかった。
カネは、しっかり管理しよう
首相をめぐっては、資金管理団体の政治資金収支報告書の虚偽記載が明らかになっている。資産報告書などでもずさんな届け出をしていたことで、野党が首相の「政治とカネ」の問題で攻勢を強めるのは必至だ。
資産補充報告書は、過去1年の間に資産を増やした場合に届け出る。株式について最も訂正が多いケースでは、08年に東急不動産や東芝など6社の株式計10万8000株余りの取得の記載が漏れていた。有価証券では、07年に約7100万円分の購入を報告していなかった。
保有資産を報告する資産報告書では、03年衆院選時点で約7800万円の金銭信託と帝人株10万株などを、05年衆院選時点で株式1万4900株余りと約4200万円の有価証券の保有を、いずれも記載していなかった。
カネは、しっかり管理しよう
