世界市場において最強のブランドイメージを誇るホンダの商品は、走っていない国は1か国もないと言われる原動機付き自転車『スーパーカブ』である。

発売51年目にあたる今年の東京モーターショーでは、その21世紀バージョンともいうべき電動カブのコンセプトモデル『EV-Cub』がお目見えする。

デザインは膝の部分に風防を持つオリジナルのスーパーカブのスタイルがモチーフで、そこにEV時代を感じさせる新しさを加味した。そのレトロな雰囲気のエクステリアとは対照的に、メカニカルパッケージは先進的なもの。前後輪のハブ部にインホイールモーターを装備した2輪駆動方式。バッテリーは超小型のリチウムイオン電池を想定している。

これらのメカニズムは現在の50cc、90ccエンジン版に比べて極めて小さいため、足下スペースの余裕は現行カブに比べて格段に大きくなっている。また、ガソリンタンクが不要になったことで生みだされた空間も活用。外観からは到底想像不能だが、一見スリムなシート下には、何と専用のヘルメットを収めるスペースが設けられている。ヘルメットのカラーはコンセプトモデルと同じ、クリーンな白基調。

現時点では走行不能なモックアップだが、技術的にはすでに不可能ではないという。四輪に比べて早期に普及が始まるとされる二輪EV。その未来像を会場でも体感したいところだ。

$ほぇほぇ-カブ


どうですグッド!
前から思っていたは、自動車はドンドンエコカーになるのに、二輪車はなぜならない?
二輪車だと、自動車より軽くて、機能も複雑、それに比べて二輪車は軽くて機能も自動車に比べるとスッキリしてます。
市場も世界ですから、アジア各地では、自動車より二輪車が多いところもある。
ポイントは軽量で、コンパクトにできて、長持ちで、故障が少ない、安い、そうなると難しいのかな。
デザインや見た目には、こだわらない場所向けかな。