23日まで5連休となった秋の大型連休「シルバーウイーク」期間中、高速道路は上限料金千円(一部除く)の影響で各地で高速道路各社の予想を上回る50~60キロ台の渋滞が発生、5月のゴールデンウイーク(GW)並みの混雑となった。
東名高速は下りで19日に岡崎インターチェンジ(IC)で43キロ、上りは22日夕に大和トンネルで55キロの渋滞が起きた。予想では下り30キロ、上り40キロでそれぞれ大幅に上回った。
その他の路線でも、中央自動車道上りは22日夕に小仏トンネルで55キロ(予想40キロ)、東北自動車道下りでは21日朝に栃木ICで64キロ(予想は20日に加須IC付近で35キロ)に。休日の渋滞は比較的少ない首都高速でも21日午前に30キロ、東京湾アクアラインの「海ほたる」パーキングエリア付近でも21、22の両日に10キロの渋滞が起きた。
日本道路交通情報センターによると、高速道は土日・祝日の上限千円が始まって以降「全般的に交通量が増えている」といい、首都高速道路会社では「上限千円の影響で東名高速から流れ込んだ車や、近場で楽しもうとアクアラインを使う人が多かったためではないか」とみている。
東海道新幹線の自由席乗車率は下りで19日に130~100%、上りで22日に130~100%に東北新幹線は120%が上限だったという。ただ初のシルバーウイークで例年との比較はできず、列車も増発しており単純比較も難しいといい、JR東日本は「高速道路の影響があったのか、GWの渋滞に懲りた方に鉄道に戻ってもらえたのかは分からない」と慎重な見方を示している。
って、ことはだよ無料になると、連休の度に渋滞かい(-。-;)