また小難しい話。

ミクロ経済学

●一個人一企業を対象とする
●需要と供給のバランスと効率がどう取れているかを分析する
●商品にどの程度の満足を得られるかの効果、組み合わせを分析する

ミクロ経済学は個人や家計、企業などの経済行動や市場メカニズムを分析する。

マクロ経済学

●国全体、産業全体が対象
●経済を全体的に、大きな視野で全部まとめて分析する
●商品と金、労働力の3つがすべて余らないような状態にすることが最終目的となる

マクロ経済学は国民所得や消費、投資、失業率、インフレ率など国全体の経済を扱うとされる。

マルクス経済学

●経済の分析ではなく、資本主義経済の本質を考えた
●商品の価値はどこにあるのかを本質的に分析する
●資本主義経済の限界、なぜ恐慌が起こるかを解明

マルクスの「資本論」では、資本主義の構造を明らかにし、なぜ貨幣が存在するのか、なぜ取引が行われて、利益が出るのかなど経済の本質が解き明かされています。


注:マクロ経済学、ミクロ経済学、マルクス経済学は、それぞれ別物と考えないと混乱する。
全部一緒にして考えると、現状のような状況になります。