今日はお昼すぎから、夕食の
仕込みをしていました。
心地よさのなかにほんのり寒さが
混じる風が吹くと、なんとなく
さみしさを感じて秋のおとずれ
がわかり、食べたくなるのが秋の
具だくさんおこわ。
しめじ、しいたけ、にんじん、
くり、銀杏をたっぷりいれて
干し椎茸と昆布も出汁と一緒に炊く。
子供の頃、木に取り残した柿が
真っ赤になりそうな濃い橙色に
熟しているのを同じ色の夕陽のもと
で見ていたら、柿は秋の夕陽に
染められて赤くなっていくような
気がしました。
でも、昔からそのことを
知っているような気持ちに
なったので、もしかしたら
亡くなった祖父が幼い私を
おんぶして、秋の夕陽をみながら
そんな話をしてくれたのかも
しれません。
あの時の木は、誰も柿を取る人が
いないまま今年も橙色を
濃くた柿を実らせています。
明日は最新話の配信日になります。
ぷう助の親権の話が本格的になって
いくなかで思っていたのは、
なんで私はぷう助を育てる権利の
ためにお金と時間と労力を使い
必死になっているんだろう…でした。
364話まで無料になります。
最後の最後までお読みくださり
ありがとうございます。
目の前にあるおかしい現実に
たいして、自分のなかにある
正しさが苦しんでいる時は、
納得いくまで負けない
自分でいられますように。