昨日、里芋をいただいて
半分を煮ものにして食べたら
とてもおいしくて、残り半分は
何にしよう…と思いながら
洗物をしていると頭に
浮かんできたのは、昔
母方の祖母が作ってくれた
里芋の和え物でした。
子どもの頃に食べた時、
ものすごくおいしくて祖母に
レシピをきいたのですが、
はるか昔のことで、どれだけ
記憶をたどってもでてくるのは
「白ごま」「見た目が白かった」
「すごくおいしかった」
の3つしかでてきません。
何の味なのか、材料を使ったのか、
どんなおいしさだったのかすら
思い出せず、せっかく思い出せた
祖母のおいしかった料理なのに…と
悔しくてしつこく記憶を探っていると
なんとなく味噌っぽい味だったよ
うな気がしてきました。
でも味噌合えなら見た目は茶色…、
私のはっきりと覚えている記憶は白…。
それならマヨネーズ合えなのかと
思ったのですが、強いマヨネーズの
印象もない…、でもマヨっぽい気もする…。
この里芋の和え物は、母が家をでた
後に祖母が親戚から教えてもらった
レシピを自分流にしたものなので、
祖母の元へよくと泊まりにいっていた
私と亡くなった祖父しか知らない
可能性が高いんですが、駄目もとで
母に電話してみることにしました。
そして記憶に残っているものを
全部母に話すと
「それ、白ごまと味噌マヨ合えだよ」
と、答えを知っていました。
見た目はマヨネーズで味は味噌、
記憶はなんとなくあっていたけれど
その両方を使っているというところ
までは気がつきませんでした。
母も1度しか食べたことが無いそうです。
なぜ覚えていたのか聞いてみると、
マヨネーズなんか使って母らしくない
ハイカラな料理だったらといって
いました。
今夜は祖母との思い出と共に
里芋の白ごま味噌マヨ和えを
作ります。
明日は最新話の配信日になります。
235話まで無料になります。
最後の最後までお読み頂き
ありがとうございます。
好きな事をして笑って
遊ぶなかに大事な答えが
あることを常に忘れないで
いられますように。