スーツケース2個にとりあえずの荷物を詰め込んで私たちがモスクワにやってきたのは、2002年、8年前の10月17日でした。
これまでは皆さんのブログにおじゃまして楽しんでいただけの私でしたが、あっという間に過ぎてしまった8年間のことを時々振り返りつつ、モスクワでの日常をブログに書いてみようかなと思い立ちました。
そんなブログですが、立ち寄って下さる方がいらっしゃったら、心からありがとうございます。

さて私たちのモスクワ8年記念日(?)の10月17日は、子供達の通うグネーシン音楽学校の初代校長先生、フィンケリシュテイン先生の生誕100年祭コンサートに行ってきました。
華音もラフマニノフの楽興の時から第5番と第4番を2曲を演奏音譜

ところで10月17日と言えば、ショパンの命日ですね。
今ポーランドのワルシャワでは、5年に一度のショパン国際ピアノコンクールが真っ最中ビックリマーク
グネーシン音楽学校の卒業生のダニール•トリファノフ君と、ユリアンナ・アヴデーエワさんも、ファイナルの10人に残って頑張っていますグッド!
ユーリャは、華音と同じエレーナ•ペトローヴナ•イワノーワ先生の門下生です。
頭がよくて、自分に厳しく、どこまでも努力家の優等生でした。
演奏前のステージ裏、ただその場に立ったままの動かない姿勢で自分を整えているユーリャの姿は、とってもユーリャらしい姿でした。
1次審査から2次•3次と進むにつれ、息切れしてしまう事が多い中、どんどん調子をあげて確実な演奏でさらに聴衆を魅了していける強さが、ユーリャの凄さだと私は尊敬しています。
だからファイナルではどんな演奏を聴かせてくれるのかとっても楽しみで応援していますビックリマーク 
トリファノフ君は、この日、ちょうどお隣に座っていらしたタチアーナ•アブラーモヴナ•ゼリクマン先生の生徒さんでした。繊細な音色で語りかけるような彼の演奏、才能は在学中から光っていました。ママといつも一緒だったあの小さい頃の印象のままでいるのですが‥‥、ここでも8年という時間の重みを痛感した私でした。
頑張ってほしいですビックリマーク

こんなブログですが、読んで下さった皆さま、ありがとうございました。