練習…辛いよねぇ〜♪( ´θ｀)ノ

最近、コンクールを控えている子達や、コンクールには参加してない子達のママ達からも、

「言わないと練習しないし、練習始めてもバトルの毎日で…」

というお悩み相談が多く…

今日は、みんなが悩む“練習”

に触れてみたいと思います。

私は、子供の頃から、「ピアノの練習」が好きと思ったことは一度もありません

でもでも、「ピアノ」は、大好き

だって、練習…面倒くさいし、思うようにサクサク弾けないと辛いし…

一晩寝て起きたら、スラスラ弾けるようになる魔法とかないのかなぁと真剣に考えちゃってましたアホやー

でも、大きくなったら「ピアノの先生」にはなりたいとずっと思ってました

練習は嫌いだけど、ピアノは好きで、仕事にもしたいなんて、随分と虫のいい話かもしれませんが、まぁ、実現したのでとりあえず良かった

ちなみに、皆様、子供の頃、「一日の計画表」なるものを作成した事ってありますよね？

夏休みとか、何時に起きて、何時から何時まで勉強して、何時から自由時間…とかいうやつ。

わたくし、自慢じゃないですが、計画表通りに出来た事も、一度も！ありませんで…

っていうか、出来る人っているのかな…、いや、きっと世の中には、そういう素晴らしい人もいるとは思うのですが、絶対半分以上の人達は、出来てないんじゃないかなぁ…(と思ってるのは、もしや私だけ)

何で出来ないのか…。

まぁ、面倒くさがりの性格由来ということもありますが…

大変なことから逃げたい自分の弱さ

少ない努力で実を得たいという傲慢さ

そして、人から指示されるのも大嫌い

なので、親から言われると、これまた面白くなくて、さらにやる気なくす…

ダメダメじゃん

でも、高2の夏に、音大行きたいとなった時からは、誰からも指示されることなく、学校が定期試験中であろうが、自分から黙々と練習してました。音大に進路を変えた時点で出遅れていたので、流石にヤバいなと、お尻に火がついた状態と言いますか…(それまでは、国公立大の教育学部志望でした)

そして、今に至る訳ですが、実は未だに、基本的に練習は好きではないです

今までで、最も気持ちがついていかなかった曲というのもあって、それは数年前に取り組んだ、このラヴェル のピアノトリオ。

なんかね…ちょっとやそっと弾いても、何だか手がハマらない、頭に入らない、でも本番あるから練習しないと…という焦りが空回りして、つい現実逃避でスマホいじったり、部屋の掃除始めてみたり

多分、本番がなかったら、永久に仕上がらない…

いい曲なんだけどねぇ…

子供達もね、普段のテキストの中で、ちょっと難しくてサクサク弾けなかったり、リズムがよく分からなかったりして、つまづいちゃう時、きっと練習に向かうハードルが高くなるのではないかしら。

やらなくちゃと分かってはいるけど、自分をヨイショしないと出来ない時とか、ピアノの練習の時間だと頭では分かっていても、お母さんに言われたら、つい反発しちゃったりとか…もあると。

コンクールとか、発表会とか、本番や締切を控えてる時は、やっぱり成功を収めたいから頑張る！という人が多いと思いますが(それにも程度の差や個人差あり)、特に何もない時は、まぁ、のんびり進みたい…サボりたい…が、優ってしまうのも当たり前なのかなと。

ピアノって、一人一人、マイペースで進めるのがいいところでもあり、極端な話、同じ曲をAさんは三日で仕上げたけど、Bさんは、3か月かけて仕上げた、それもありなのです

人と比べないこと。

人間は、皆弱い部分を持ってるわけで、その弱さを自分で克服していく過程が大事。

親は、それに対しての応援サポートしか出来ない。

出来ないことを責めるのではなく、一つでも出来たことを認めてあげて

赤ちゃんの時は、

ハイハイが出来た！

あっ！一歩歩いた！

で、大喜びしたはず

そして、その時期も、個人差がありますよね。

読めなかった音符が読めるようになり、片手でしか弾けなかったのが両手になり、調性が分かるようになり、歌が上手くなり…皆、成長しています

コンクールとか控えてる人は、そんな悠長なことを言ってる場合じゃなーい

かもしれませんが

自分の弱さと向き合っていく

これは、皆々共通かな

共に頑張りましょう

コンクール控えてる方達については、またあらためて書きたいと思います。

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