芸高とは、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校
昨日、合格発表がありまして、中3生、合格する事が出来ました
うちの教室に移籍して来られた小3の頃から「将来ピアニストになりたい」と言っていて、芸大に行きたいとも言っていましたが、昨年「やっぱり高校から行きたい」と言い出し
芸高は、これまでにも、アドバイスレッスンを受けた先生から「受けてみたら?」とお勧めされた生徒もいましたが、その生徒は、高校から東京まではちょっと遠過ぎて…と、その気がなく。
今回、私にとっても、初めての芸高受験指導でした
何より、他校に比べて課題の量が半端ない
今年の課題はこんな感じ。
通して弾くだけでも、40分超えます
そして、毎年、課題曲の傾向が変わるので、何が来るか読めない
おまけに、この課題曲が発表されたのは、9月11日。
試験は、1月20日スタート。
スケジュールもなかなかシビア
なので、彼は1時間半のレッスンコースでしたが、それでも足りない
おまけに、もちろんピアノ実技のみならず、一次の実技を通過したら、その後に、楽典、めちゃくちゃ難しい聴音(単旋律、二声、四声体)、新曲視唱、新曲視奏、そして、国語・数学・英語、面接、と続きます。
冬休みからは、他の進学校受験の子達が、ピアノは2月の入試までお休みしたいとのことで、時間に余裕が出来たので、4時間ぶっ通しでレッスンしたりもしましたし、1月に入ってからは、始業式以外は、ほぼ学校休んでもらい、朝からレッスンしたりもしました。
ソルフェージュ関連は、講師のゑ川先生にも協力を仰ぎました。
さらに、芸高芸大受験の経験がお有りの先生にも、月イチぐらいで、フォローお願いしまして、芸高で教えていらっしゃる先生も紹介していただいたり、四方八方、尽くせる手は尽くし、本人も、親御さんも、私も、全力で頑張って掴んだ結果です
最初の実技試験で、まず15人に絞られ、そこから最終合格は12人。
今年は受験者が例年より少なかったそうですが、それでも狭き門
ただ、合格は、決してゴールではなく、いやむしろスタート地点です。
芸高入れても、全員が芸大に進めるわけでもないし、まだまだこれからの頑張りの方が大事です。
夢と希望と憧れを持って、大きく羽ばたいてもらいたいと願います
おめでとう〜