久々の更新になってしまいました。
子供達も夏休みになり、午前中から、振り替えレッスンや、息子の夏休みの宿題、お昼ご飯の用意、等々・・・、毎日が、あっという間です(汗)。

さらに、コンクールを控えている生徒達は、普段、ほとんど補講(追加レッスン)をしない主義の私ですが、さすがに、本番近くなると、そうも言っていられません。
そして、今週は、立て続けにコンクール本番もあります。それを聴きにいくために、振り替えもしなくては・・・だったりで、本当に、毎日、もっと時間が欲しい~!!!と、心底思っている私です。

そんな中、もう一週間以上たってしまいましたが、先日の記事にも書きました、自宅でのプチ公開レッスンも、無事終了しました。
初めて見ていただく生徒ばかりでしたが、やはりそこは、今まで数多くの生徒さんを指導&審査されている先生だけあって、生徒の特質を、よく見抜き、各々の生徒に必要なこと、目先のコンクールのことだけにとらわれず、長い目で見てのアドバイスもいただくことができました。

もちろん、コンクールに出場する生徒には、それに向けて、とても懇切丁寧なご指導もいただき、また、私自身が気づかなかった部分や、解釈なども、とても勉強になり、本当に、生徒と共に、いい経験をさせていただきました。

その公開レッスン後の、通常レッスンでは、生徒の目の色が、また変わっていて、演奏も、皆、より良い方向に♪
皆、まだ、幼いながらも、自ら表現しようという姿勢が、強く表れて、なんだかとても、嬉しかったです。

さて、そして昨日(もう一昨日ですが)、公開レッスンを受けた生徒の一人が、県のコンクールに初出場しました。
まだ就学前の、年長さんです。ピアノも、始めてから、まだ1年ちょっと。
そして、先述した、公開レッスン後、もっとも演奏が変わった生徒の一人です。何より、目つきが変わりました。そして、姿勢。とても、心の中からの歌が、伝わってくる演奏になってきていました。

県のコンクールの幼児部門は、私は、初めての経験です。レベルも、審査の傾向も分からない状態でしたが、初めて聴いてみて、ううむ・・・、ピティナに比べると、「“ただ弾いてる”子が多いなぁ~」と、これは、正直な感想。楽譜通りに、きちんと弾いているけれども、訴えてくるものがない・・・というか・・・。

そして、うちの生徒の演奏。不安だった、左手の暗譜も、無事クリアできて、練習したことが、9割方は出せたと思います。あとの1割は、緊張のせいか、出だしが固くなって、ちょっといつもの元気と勢いがなかった点。
だけど、一音一音に、とても心のこもった演奏が出来、充分、気持ちが伝わってくる、好演だったと思います。とてもよく頑張ってくれました。全員の演奏を聴いて、内心、いける!と、正直思ったのですが・・・

結果は、残念ながら、入賞できませんでした(涙)。
え?!どうして?!生徒も、大泣きしていましたが、私も呆然。
ものすごく納得いかない気持ちでしたが、こればかりは、仕方ありません・・・。
審査員の先生方の好みには、合わなかったようです・・・。

でも、1回のコンクールの結果が全てではありません。今回、いかに本番に向けて努力してきたかが大事だし、そして、いろいろなことを、学んでくれました。
「経験することが大事」と、生徒さんのご両親からも、おっしゃっていただき、本当に、その通りだと思います。

また頑張る!と、生徒も言ってくれて、もともと、とても素敵な感性を持っている子なので、今後ますますの成長が楽しみでもあります。
また、次回挑戦する機会があったら、次は、賞を取らせてあげたいな~と、思います。そのためにも、私も、まだまだ、勉強しなくちゃ!!

コンクールは、誰かと競争する場というより、「自分自身と闘う場」だと思います。
指導者にとっても、試練の場ですが、成長できる場があることは、とてもありがたいこと☆

本番がこれからの生徒たちも、一緒に頑張りましょう!