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今日は、世田谷区民会館で催された、「せたがやファミリーコンサート」を、家族で聴きにいってきました。

このコンサートは、前半が、世田谷区内に在住・在学の、子供たちによる演奏。
オーケストラ楽器を演奏してみたい子供たち(小学2年生~高校生)が、楽器体験ワークショップに応募して、約4か月の練習を経ての発表会とのこと。
このワークショップで、初めてオーケストラ楽器に触れた子供もいたようです。

後半は、世田谷シンフォニエッタという、プロのオーケストラによる演奏、という構成でした。

普段、世田谷には、全くと言っていいほど縁がないのですが、今回は、そのワークショップに、私の従妹の子供が参加していて、案内をいただき、今日は足を運んでみました。

このワークショップ、指導&音楽監督が、あの有名な池辺晋一郎さん☆
その他にも、後半に演奏したプロオケの方たち多数が、子供たちの指導にあたられたとのこと。

今日初めて知ったのですが、世田谷には、せたがや文化財団音楽事業部というのがあり、その音楽監督が池辺晋一郎さん。そして他にも、一流の方たちによる演奏や、今回のようなワークショップを、開いているようです。
う~ん、やはり、世田谷あたりだと、世界で活躍されている方もたくさん住まわれているし、何せ、在住の人口がとても多いので(島根や山口県の人口より多いとか!)、才能ある子供たちの層も、厚いのだろうなぁ~と。
さすが世田谷☆

さて、その演奏は、というと、これまた、え~!本当に4ヵ月の練習だけ?!というほど、見事なものでした。
子供たちの演奏は、迫力もあり、意気込みも感じられ、ノリノリ♪
音楽の楽しさが、会場中を包み込んでいて、細かいテクニックはともかく、何より、皆の熱いハートが伝わってきて、かなりグッとくるものがありました♪
本当に、とても良かったです。

その後の、プロオケの演奏が、少々退屈に思えたくらい・・・(苦笑)なんて言っては失礼ですが、やはり、整った演奏も素晴らしいですが、子供たちのピュアな心というのは、何にも勝る・・・、そんな気がした今日のコンサートでした。

やはり、音楽は、巧さよりも、ハートが大事だな~と。
本当に、楽しさが感じられました。


そして、うちの夫は、もともとあまり音楽(クラシック)に興味がない人なので、今までは、コンサートに誘っても、まず一緒に行くということがなかったのですが、今回は、珍しく、行ってみようかな、と言うので、一緒に行きました。

すると、帰宅してから、「この辺にも、あういうのがあるといいのにな。そしたら、もっとやる気になるかもな(息子も)」と意外な言葉!
ピアノのコンクールで、何かしら入賞する、という目標よりも、このコンサートを成功させる!という意気込みや、皆で一つの音楽を作り上げるんだ、という意識を持つことは、よりより刺激になるのでは、と、感じたようです。

それも、今日の子供たちの演奏に、夫も何かを感じてくれたからかな、と思うと、一緒に行って良かったな♪と。

当の息子は、「自分でもやってみたいと思った?」と聞くと、「うん、少し」とのこと。
え~!少しだけ?と聞くと、
「だって、あんなすごいの、絶対無理だよ~。」と。
「子供がやってるように見せて、ほんとは大人が弾いてるのかと思った」らしく(笑)、それだけ、すごい!と感動したようです。

地方だと、なかなか同じようなことをするのは、難しいと思いますが、この辺りでも、あるといいのになぁ~と、本当に痛感しました。

それにしても、文化面だけでなく、都区内の景観と、こちらの景観。
車でわずか2時間弱の移動で、こうも違うか~(笑)というほどのギャップを感じます。
いや、これは、両者、いい面、悪い面、どちらも天秤にはかけられませんが。

楽しい一日でした♪