クズ・ゾンビ(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

クズて、そっちのクズか~~~い!

 

田舎町にゾンビが現れたので、

みんなでキャーワーと大騒ぎです。

ぬるいと思ってたら意外とシボンヌ多数。

 

 

 

クズ・ゾンビ [DVD] クズ・ゾンビ [DVD]
3,013円
Amazon

 

 

===登場人物===

 

ロニー…主人公、好青年

カイラ…ロニーの元カノ

トレント…カイラの今カレ

フクシマ博士…クアドキシン開発に携わった女性博士

エド…ロニーのおじ、ミートパイを作ってる

ジェニファー…ユリカポー

トリシュ…ユリカポー

ベン…エドをライバル視してる爺さん

 

 

はびこる葛を根絶させるためタラハチー郡では「クアドキシン」という新薬を散布。

葛はその繁殖力の強さから要らん子扱い。

アメリカーンの奴らには、葛を有効利用する知恵がないんじゃ。繊細な葛湯とかよう作らんのや!

 

 

ムカムカムキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームカムカ

 

 

ロニーの乗る飛行機が散布しているその下では、ロニーの友人の3バカが麻薬をもらうためある廃墟を訪ねていた。

ヤギを飼ってるその廃墟で、家主が死んではる…と思ったらゾンビになって生き返りよったがな。

3バカの一人が噛まれちゃった。

 

 

町ではお祭り。

ロニーのおじさんはミートパイを作って大好評。

同じミートパイを売ってるベンの方は全く売れないのでキー!

祭には都会の大学に行ってるロニーの元カノ・カイラが今カレのトレントを連れて遊びに来てはった。

ユリカポーのトリシュたちと合流して楽しんでる模様。

 

 

そこへ噛まれた3バカがやってきよった。

おまけに最初のゾンビも「ガウガウガウー」と祭を襲撃しに来はったぇ。

噛まれたらゾンビ化。

3バカの一人もゾンビに。

ついでにトレントも噛まれてしもた。

 

 

そしてもう一つ。

エドおじさんの作ったミートパイを食べたらゾンビ化しちゃうんさ!

爆発的にゾンビが増えていくーーーー。

 

 

タラー滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗タラー

 

 

「もしかしたら、散布したあの薬剤になんか関係あるんちゃうんか?」

ロニーたちはフクシマ博士の研究施設(倉庫)のある飛行場へ向かうことに。

カイラたちを逃がすため、トレントは体を張り張るん。

まぁもう噛まれてるから捨て身しかなかったんやけど(身も蓋もない…)。

 

 

行く途中で噛まれたりする人も出てくるけど、なんとか飛行場に。

フクシマ博士が言うには「クアドキシンが葛の成長を促して(人体の中で何らかの事態が起こりゾンビ化の方向へと)感染させたの、思わぬ副作用よ」らしいっす。

()内はマダムの独自解説です。

それ「失敗作」って言うんちゃうんか?

 

 

増加する一方のゾンビにロニーたちの仲間も次々やられていく。

フクシマ博士とエドは自分たちが犠牲になり、倉庫を爆発させはった。

まぁもう噛まれてるから捨て身しかなかったんやけど、パート2。

クアドキシンも群がるゾンビもドカーン。

ロニーは、生き残った仲間とともに、飛行機で逃げるのだった。

 

 

キラキラバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイキラキラ

 

 

どっかの地方で、クアドキシンを散布してはる。

アカン予感。

 

 

祭でゾンビになったカポーはゾンビとして幸せに暮らしてるEND。

 

 

      おしまい

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

人間のクズ!のクズじゃなく葛でしたっていう…。

マダムなんかさ、ジャパニーズ和菓子文化だから、葛といえば「葛湯」やらのおいしいもん…をイメージするんやけど、諸外国では有害植物扱いになってるんやね!

ドイヒー!

オオザッパーな国民性ゆえ、葛の有効利用やら手をかけるやら出来ひんかっただけちゃうのん?

有害言われても、知らんがな。

 

 

ガーンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンガーン

 

 

さて、その葛のゾンビ。

ボタニカル・ゾンビ。

ボタニカルだけどゾンビなので、やっぱ人を食います。

 

 

斬新なのは感染源。

●薬剤散布された葛を食ったヤギ(葛はヤギさんには餌なので、ハムハムしてはる)のお肉を調理して頂くとゾンビになる。

●ゾンビに噛まれるとゾンビになる。

 

 

体内では植物が茂ります。

ボタニカルなんだから光合成しとけや!

 

クローバーイラッイラッイラッイラッイラッイラッイラッイラッイラッイラックローバー

 

 

ものすごい低予算映画なのでしょう。

言葉がわからなくても棒読みってのが分かるほど、演技力に問題のある役者が勢揃い。

一本道路を挟んだ向こうでは、普通の日常が送られてるので、車が行き交いしてはる…。

ストーリーに無理がありすぎ…。

ヒロインポジションのカイラが、あんま可愛くない。

 

 

良かった所。

短い。なんと83分。

それでも長く感じたけど。

おパイぽろりがある。一瞬。

グロ描写がチープながらも頑張ってる。

お食事シーンの内蔵デロリンチョや、銃で頭部が吹っ飛んだり刃物をサクッと突き刺したり飛行機のプロペラでゾンビたちをミンチにしていったり。

28週後と比べたらトホホにもほどがあるけどな。

 

 

ほんと、ジャパニーズに生まれて和菓子という文化のもとで生きてこられて良かったなぁと思える映画

葛餅や葛湯を頂きたくなってしまう…。

なんか最近は葛ダイエットとかもあるらしいし。

ジャパニーズに取っては、葛ってそこまで悪いものとは思えへん。

 

 

葛はジャパニーズから入っていったもの(お前ら、もてはやしてた過去があるやないかい!)。

フクシマ博士もジャパニーズ(お前ら、もてはやしてたやないかい!)。

悪意を感じる。

 

お前ら製作者がクズじゃ!

マダム怒りの鉄拳。

ポチッとお願いいたします。

     ↓

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村